CEO山城の論文がPhysical Review A で Editor's suggestion に選ばれました

 
CEO山城の投稿した「Dynamics of reverse annealing」の論文がアメリカ物理学会による論文雑誌 Physical review A に掲載され、「Editor's suggestion」に選ばれました。
本論文は近年提案された新しい量子アニーリングの手法であるリバースアニーリングが、数値計算と統計力学的な理論的計算により従来の横磁場量子アニーリングの性能を上回ることがあることを示しています。 また量子ダイナミクスの数値計算により、これまで明示的に示されていなかった量子ダイナミクスと統計力学的な結果の整合性を示しました。
本結果は今後の新しい量子最適化手法としての開発に大きく貢献する結果であり、弊社では今後も量子アニーリングマシンの性能を大きく引き出す手法の開発を理論的側面から行っていきます。