インフラエンジニア/デベロッパー 坂本慶己

今回の社員インタビューではインフラエンジニア/デベロッパーとして多岐に渡り活躍いただいている、坂本さんの入社の経緯や、現在の担当業務、やりがいをインタビューしました!

Jijに入社した理由を教えてください

大学院では情報科学分野で数理情報の研究室に所属していて、専門はTopological Data Analysisと画像認識でした。修士課程修了後は、博士課程に進むか専門学校に通ってさらに学びを続けるかなど複数の方向性を考えていましたが、卒業目前の3月に先輩から求人プラットフォームの活用を促され見てみたところ、Jijの求人に目が止まりました。就職するなら機械学習以外の分野に進みたいと考えていたので、Jijが扱っている焼きなまし法に強い興味を抱き、選考に進むことにしました。選考はスムーズに進み、2020年4月に入社することが決定しました。
 

現在の担当業務とやりがいを教えてください

Jijには「研究開発」のポジションで入社したものの担当業務は多岐にわたり、また会社の成長とともに役割も変化しています。入社当初はスタートしたての会社だったので、企業としての形を整備しなければいけないフェーズでした。よってオフィスネットワークの選定や無線LANの設定、IDやPCの管理など社内SEのような役割を担っていました。会社の形が整い、従業員が増えるにつれ担当業務が拡がりました。
今年になってからは、JijZeptのアーキテクチャ関連やサーバ構築、アルゴリズムやプログラムの修正などJijZeptのリリースに向けた基盤構築をメインとして進めてきました。それと並行して、DevOpsエンジニアの立ち位置で会社全体のITジェネラリストとして課題発見から解決までを担っています。またアルゴリズムを動かすためのプログラムや計算資源、Jijモデリングにも携わっています。
私自身は0→1の開発や新規プロダクトを作るといったことよりも、今あるものや今進めていることに対して問題発見をし徹底的に調べることで課題解決に繋げていくといった工程に非常にやりがいを感じているので、現在の立ち位置のように何にでも携われることはベストな働き方です。またJijは新しい技術やシステムなどに対し自由にチャレンジできるカルチャーがあり、業務設計も自分の裁量でできるのでとても働きやすく感じています。さらには従業員の9割が開発者のため、風通しよく同じ目線で技術や開発について議論できることもやりがいにつながっています。
 

今後どんなことにチャレンジしていきたいですか?

中期的には、富岳・D-Wave・SX-Aurora・GPGPU・ Ampere・FPGAなど様々な機器を使って今あるプログラムをいかに速く実装できるかにチャレンジしたいと思っています。
短期的には、HPCに注力すること、社内セキュリティーを整備することなど社内環境や業務環境をより良い方向に発展させたいと考えています。
 

候補者へのメッセージをお願いします!

コンピュータ自体が好き、プログラム言語が好きなど概念的な部分に興味のある方とともに同じ目線で議論をし、Jijのプロダクトの成長に繋げていきたいと思っています。
やや余談にはなりますが、私は学生時代に「Gentoo Linux」を使うことでコンピュータに関する深い知識を得ることができました。興味のある方はぜひ使っていただき、コンピュータ知識の習得に役立てていただきたいです。