UI/UXデザイナー 谷口雄翼
※このインタビュー記事はJij Inc. Advent Calendar 2023の11日目の記事にリンクしています。
Jijに入社した理由を教えてください
新卒ではシステム開発とデザインを強みとしている沖縄の会社に入社しました。デザインは独学で勉強はしていたものの仕事としては未経験だったため、入社当初はわからないことも多く、日々先輩からフィードバックをいただきながら現場でたくさんのことを学び成長できる機会に恵まれとてもいい環境でした。
仕事を始めて2年くらい経った頃に、以前から興味のあった海外での活動をするためにカナダに留学をしました。それと並行してリモートでロサンゼルスの会社でインターンとして働き、その後はサンフランシスコの会社でインターンとして働きました。日本に帰国後は自社サービスを持つベンチャー企業にUI/UXデザイナーとして転職し、プロダクトの継続した改善やデータ分析などに関わりました。
その後、CEOの山城さんと話す機会がありJijを初めて知りました。Jijが取り組んでいる事業について調べるうちに、とりわけJijの技術優位性とグローバル市場への展開を見据えている点に企業としての可能性を感じ、Jijへの関心が高まりました。
また、自身のライフステージの変化に伴い、新たな挑戦としてスタートアップに関わりたい気持ちが強まっていました。Jijの現フェーズを考慮しても、デザインの力を最大限に発揮できるフェーズにあり、かつJijの経営陣はデザインの重要性を深く理解しており、デザインを通じて事業推進が可能だと考えました。
Jijはグローバル市場を目指せるチャンスがある、また表層的なデザインだけでなく会社の戦略から関与できるためデザインを通して大きな貢献が可能である、役職に関わらず意見を自由に交わせるフラットな環境がある、これらがJijに入社を決めたポイントです
現在の担当業務とそのやりがいを教えてください
現在の主な業務は、既存のドキュメントサイトやポータルサイトの構造設計と情報設計です。具体的には次の3つのコンセプトに基づいてサイトの再設計に取り組んでいます。
1.ユーザーを考えさせない・迷わせない: サイトの構造やページ階層が明確になることで、ユーザーが知りたい情報にすぐ辿り着ける
2.ユーザーが自走できること: ユーザーが自分自身で知りたいことを調べ、学ぶことができるようなサポートする
3.プロダクトの理解を深める: ユーザーがプロダクトの機能と利点をより明確に理解できるよう、情報を明瞭かつ簡潔に提示する
プロダクトデザインをミッションとして推進する上では、経営陣との議論が必要不可欠です。日々のCEOとのディスカッションを通して、スピーディに戦略や方向性が定まっていくことにとてもやりがいを感じています。また、プロダクトの満足度を高めるための取り組みを具体的に進められることに対してもやりがいを感じながら、充実した業務推進ができていると思います。これらの業務と並行して、今後はコーポレートサイトの改修にも着手していく予定です。
今後Jijでチャレンジしていきたいことを教えてください
現在、JijはPMF(プロダクトマーケットフィット)前の段階にあります。このフェーズにおいて、デザイナーとしての主な目標は、プロダクトを通して顧客に価値提供してPMFを達成することです。
JijではJijZept Seriesというプロダクトを開発しています。JijZept Seriesは開発プロセスをサポートし、開発プロセスにおける複雑さを解消してユーザーの開発体験を向上させることを目的としています。Jijのエンジニアが実装してくれたプロダクトを、デザイナーとして「わかりやすく伝えること」と「使いこなせること」、まずはこの2つを達成するために取り組んでいきます。
候補者へのメッセージをお願いします
Jijは役割や専門分野に捉われず、フラットなスタンスでコトに向かうカルチャーがあると感じています。具体的には、エンジニア・デザイナー・ビジネスといった役割や肩書きに関係なく、顧客への価値提供を考え議論しています。このようなスタンスを前提として、メンバーは自身のスキルを活かし顧客への価値提供と課題解決に向き合えていると思います。
よって、顧客に価値を提供し、会社の成長を担いたいと考える方にとってJijは理想的な環境だと考えます。